健康診断でCre(クレアチニン)の上昇、eGFRの低下、尿異常(蛋白尿、血尿)を指摘された方へ
みなさま、こんにちわ。腎臓専門医の副院長の大島です。今回は腎機能低下、慢性腎臓病、尿異常についてお話します。
Cre(クレアチニン)の上昇とeGFRの低下(60未満)は腎機能低下を示す指標です。また腎機能低下と尿異常を3か月以上続いた状態を慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease )と言います。また腎臓が障害されるとその過程で蛋白尿や血尿を認めます。
腎臓は沈黙の臓器であり、例えばeGFRが30未満にならないと症状が出てきません。腎障害が進行(eGFR30未満)になると浮腫や貧血、倦怠感、血圧の上昇などの症状が出てきます。腎臓・腎機能はいったん悪くなると改善することは困難であり、早期発見・早期治療が鍵となります。eGFR60未満から治療介入することが望ましいです。eGFRが15未満となると症状が進行し、eGFR10未満となると腎代替療法(血液透析や腹膜透析、腎移植)の導入を検討します。
私は腎臓専門医としてなるべく皆様が腎代替療法にならないように、糖尿病、高血圧、CKDの治療・透析予防を行っています。
また生活や食事に関して心配な方は大島クリニックで管理栄養士や糖尿病療養指導士である看護師に相談することができます。
健康診断で腎機能低下、尿異常(蛋白尿や血尿)を指摘された方はいつでもご相談ください。
